企業内研修

「不識庵プレミアム会」「不識塾」は各企業から一名ずつ派遣していただく「異業種交流型」の研修です。また、「青天白雲塾」は1社4名から8名を派遣していただきますが、やはり、「異業種交流型」の研修になります。これに対して、「企業内研修」はそれぞれの企業内部で行う集合研修です。「企業内研修」の長所は、それぞれの企業の事情にあった研修プログラムを組むことができること、および、必要な人材の育成を集中的に、あるいは、計画的に行える点にあります。また、各階層に応じたプログラムを用意することもできますので、人材育成計画がよりスムースに、かつ、効率的に進められます。

不識庵では近年、「企業内研修」を充実すべく努めてまいりました。その結果、最近では、個別企業の事情に応じて、階層別の「選抜型」企業内研修を数多く手掛けております。例えば、30代半ばの管理職登用前後の選抜された社員に対する研修や課長クラス、部長クラスの研修、さらには、役員に限定した「役員研修」などです。一口にリベラルアーツ研修といっても、それぞれの階層に求められる研修内容はおのずと異なってきますので、それぞれの階層に適した研修プログラムを開発し、提供しております。

もちろん、個別企業ごとに人材育成に対する考え方やニーズは違ってきますので、同じ階層に対する研修でも、研修の中身は会社によって違ってきます。この点については、それぞれの企業と綿密な打ち合わせを行ったうえ、最適な研修プログラムをカスタマイズして提供しています。

以上は、研修の目的や中身の話ですが、そのほかにも、予算や実施期間、受講人数など、企業ごとにご要望が異なりますので、この点についてもご相談のうえ、決定していきます。

なお、最近では「役員研修」に興味を示される企業も増える傾向にありますが、役員になってからリベラルアーツを学ぶのは時期的に遅すぎるのではないかというご心配があるようです。結論的に言えば、決してそのようなことはないと確信しております。その理由は、役員の皆様の「当事者意識」が非常に高い点に求められます。「会社をどういう方向に引っ張っていけばよいのか」「それを決めるのは自分の仕事だ」という風に考えられているため、リベラルアーツが提起する根源的な問題を自分の問題としてとらえることができる、それが役員の皆様の特徴なのです。「会社はだれのために、何のためにあるのか」といった根本的な問題に対しても極めて真剣に取り組まれます。

繰り返しになりますが、「企業内研修」に関しては、各社の研修の目的や受講人数、テーマや回数など、ご要望をお伺いした上で最適なプログラムをご提案しますので、お気軽にご連絡ください。

不識庵の研修プログラムの特徴

  1. 表面的な経営スキルの習得を目指すのではなく、リベラルアーツのエッセンスを盛り込んだ本格的プログラムを提供します。
  2. 受講生は受動的な講義聴講ではなく、プレゼンテーションや討議など積極的な参加が基本になります。
  3. 受講生の階層、年齢、テーマ、回数、予算などについてのご要望を踏まえ、各企業の研修ニーズに合わせたカリキュラムを提供します。
  4. 標準的な研修は7回から10回程度となります。リベラルアーツは極めて奥が深く、広範なテーマにわたるため、この程度の回数を実施しないと効果が上がらないと危惧されるためです。ただし、それが何らかの理由で難しい場合、当初は、3~5回程度の比較的軽いプログラムから開始することも可能です。

リベラルアーツ研修で議論されるテーマの例

  1. 人類文明史をたどることにより、私たちの現在の立ち位置を確認し、未来を展望する力を養う。特に、「近代とは何だったのか」という問いに答えることで、今後の人類にとっての規範を生み出す。
  2. 「会社はだれのために、何のために存在するのか」について深く考えるため、「株式会社制度」の構造について分析する。
  3. 「普遍とは何か」について考える。価値相対主義では答えきれない「普遍的価値」を探求し、「普遍」と「個別」の違いを明らかにする。
  4. 「深層学習」などの現代テクノロジーが人類文明や人間の認知構造に与える影響について考える。
  5. コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻が生む世界の分断などに対して、人類が進むべき方向性や資本主義の将来を考える。

不識庵の研修プログラム

不識庵プレミアム会 不識塾青天白雲塾

不識庵研修プログラムの主な実績

主な導入企業お客様の声主なゲスト講師
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