対象
将来、経営を担うと嘱望されている人材。執行役員もしくは、部長クラスの方々。
目的
歴史的、文明論的視点から世界の構造を見極め、同時に、日本の持つ強さや問題点を洗い出すことにより、世界に通用する見識とリーダーシップをもつ経営者を育成する。
カリキュラム
10カ月にわたる研修期間(5月中旬~翌2月中旬)を、下記のように第1モジュールから第4モジュールに分け、リベラルアーツ中心のカリキュラムを組んでいます。
4月~開講まで
事前課題に取り組む
- 塾生のレベルを揃えるため、「不識塾」が厳選した基礎的な書籍を、開講前に読み、レポートを所定のフォーマットで書く。これによって、人類史、世界の文明、宗教、哲学など世界を理解するための基礎的な考え方、歴史観や大局観を養う。開講日に事前課題をベースにした討論会を実施する。
第1モジュール(5月~6月)
哲学・思想基礎講座
- 諸文明の思想(宗教含む)を概観したうえで、「弁証法」や「脱構築」「言語ゲーム」などの概念を通じて、二項対立に対する哲学的なアプローチを理解し、現代の諸課題を考察する思考力を養う。開講合宿時に「哲学オリエンテーション」を実施する。
第2モジュール(7月~8月)
日本という国を深く知る(フィールドワーク)
- 国内フィールドワークを通して、日本の歴史、日本文化の真髄に触れ、日本という国をより深く知る。
第3モジュール(9月~10月)
資本主義世界の新たな地平
- 資本主義の歴史を振り返り、現代資本主義世界が直面している問題の根幹にあるものを学ぶ。とりわけ、ヒト・自然・モノの関係性を軸に据えた「生命の網の目」を介した資本主義の可能性を考える。
第4モジュール(11月~12月)
能動的推論と制度の経済学
- 「エントロピー増大の法則」に抗して、生命体が秩序を維持している理由とメカニズムについて学ぶ(能動的推論、自由エネルギー原理、同型論)。人間が時代とともに独自の制度や文明を築いてきた社会的ダイナミクスについて考察する(制度論)。
第5モジュール(1月~2月)
コーポレート・ガバナンスと自社への提言
- コーポレート・ガバナンス改革の問題点と経営者の真の役割について、第1~第4モジュールでの知見を踏まえて、ゼミ形式で考える。その成果は塾生一人一人が「自社への提言」という形で発表する。
2023年度 募集概要
目的 | 歴史的、文明論的視点から世界の構造を見極め、同時に、日本の持つ強さや問題点を洗い出すことにより、世界に通用する見識とリーダーシップをもつ経営者を育成する。 |
対象 | 将来、経営を担うと嘱望されている人材。執行役員もしくは、部長クラスの方々。 |
期間 | 2023年5月中旬~2024年2月中旬 ※ただし、4月初旬より事前課題あり |
合宿 | フィールドワーク(3~4日の国内研修)のほか、1泊2日の国内合宿を数回実施(国内合宿の交通費を除き、受講料に含まれます)
※ただし、新型コロナウイルスの感染状況によっては中止の可能性がありますので、あらかじめご了承ください。 |
教材 | 年間50~60冊程度の書籍(受講料に含まれます) |
定員 | 約30名(定員になり次第、締め切らせていただきます) |
申し込み | 第一次募集締め切り…2022年12月末日 第二次募集締め切り…2023年 2月末日 (第一次募集で定員充足の場合、第二次募集は中止します) ※2023年度の募集は締め切りました。 |