激変する不確実な時代、次代を担う経営人財の育成は、経営戦略の最優先事項の一つである。当社では2005年から「不識塾」「青天白雲塾」に派遣、私自身も「不識塾」卒業生であり、のべ46名のリーダーが学びの機会を得ている。将来を見据えた時、経営人財として鍛えるべき要諦として「複雑な状況下でもぶれない意思決定」、「企業・社会課題を結びつけ自分事化し、解決につなげる」、そして「ボーダーを越えて他者と共創する」ことが求められる。「青天白雲塾」で学ぶ〈リベラルアーツ的思考〉により、人生/大局観や倫理観、物事の本質を見極める力、拠り所とすべきぶれない軸/信条といった自身の哲学を涵養してもらいたい。同塾での講師陣や他社受講生との真摯な対話を通じ、自分の価値基準に気付き、人間力を向上させ、さらに成長することを期待している。