トランプ政権の誕生とBrexitに象徴される「先進国の国内での分断」が顕在化した時期に不識塾で学びました。競争が社会の発展を産み出すという資本主義と公平・平等を担保する民主主義の二つのシステムという組み合わせが綻びを見せている時代に、不識塾で古今東西の世界を学び、日本を見つめ直し、社会システムの変化の方向性や先端テクノロジーの是非を互いに議論したことで、社会に求められていることに常に立ち戻る大切さを強く感じ、私の軸になっています。同期の塾生に巡り合えたこともとても大きな財産です。
(2022年9月ご寄稿)