東京ディズニーリゾートが”唯一無二”の場所であるために、そして新しい感動を提供し続けるためには、先を見据えてどんな夢を描いていけるかが重要となります。
不識塾での最大の学びは、徹底した”熟考”と”熟議”で「物事の本質」を見極めていくことでした。歴史、哲学、文化とカリキュラムはユニークで多岐にわたりますが、一貫していることはあらゆる角度から日本や世界を深掘りし、徹底的に「物事の本質」を見極めていく力を磨いていきます。全く違った角度からの深掘りや仲間との議論の中で本質に迫っていく過程は、苦しくもあり、その分、達成感もありました。
10ヶ月にわたる”熟考”と”熟議”の経験が、今ではビジョンを描く上で非常に重要な下支えとなっており、また、組織を牽引していく自信へと繋がっています。不識塾での経験を生かし、将来の壮大な夢を描くためにも、知識の吸収と共に本質を見極める力を磨き続け、柔軟で瑞々しい発想力を鍛え続けていきたいと思います。
(2015.10寄稿)