コロナパンデミック、ロシアウクライナ戦争など世界はその脆弱性を露呈し、AIのような技術進歩さえフェイクの蔓延を呼び、時代はより不安定・不透明な方向に進んでいます。そのような中、自らの進路を確かに持って組織をリードするには何が必要でしょう。薄っぺらなノウハウでは時代の奔流に飲み込まれてしまうでしょう。リベラルアーツに触れ、各社から選抜された塾生、師範の方々や外部講師と議論を深めることで、自分は何者なのか、世界はどうできているのかを考え抜き、自らのものの見方を批判的に再構築できた不識塾での学びは、現在大和ハウスのITの舵取りをする私の大切な羅針盤になっています。
(2023年8月ご寄稿)